おうちのラボ(実験室)では、あなたは研究者です。
まず、日常の中の「なぜだろう」「これを調べてみたい」と思うようなテーマを決めましょう。
テーマを見つける
「なぜだろう」「これを調べてみたい」と思うことを見つけましょう。
不思議だなと思うことがテーマになります。
予想する
やってみたい「テーマ」が決まったら、結果がどうなるのか予想してみましょう。
実験には結果の予想が大切です。結果がちがっても、それが新しい発見になるかもしれません。
しらべる
インターネットや図書館で参考になりそうなサイトや本(資料)を探します。
「自分が見つけた」と思っても、すでにほかの人が同じものを見つけていないかをしらべるためにもなります。
計画を立てる
実験を進めるための順番や、必要な道具や材料をノートに書いたり、パソコンが使える人は文章を打って文字でまとめてみましょう。
やってみる
計画した順番で、ていねいに進めます。
成功しても失敗しても1回だけで終わりにしないで、何度かためして、同じ結果になるか比べてみましょう。
まとめる
実験で起こったことをまとめましょう。
さいごに参考にした本やサイトなどの名前も書いておきます。
で予想したことと、結果はしっかり分けて書きます。文字だけでなく画像を印刷してはったり、絵をかいたり、グラフなどにすると見やすくなります。
テーマにしたきっかけや予想
きっかけ
幼稚園のときに「せんたくのり」と「ホウ砂」でスライムを作ったことがありました。
「うちラボ」のインターネットサイトを見て、ひげそりに使うシェービングクリームや紙おむつの中に使われている「樹脂」をまぜると、ふんわりとしたスライムができると知り、自分でも探した材料で変わったスライムが作れるかもしれないとテーマにえらびました。
予想
- ねん土
(学校でつかう油ねん土) - かたいスライムができる
- 砂鉄
- じしゃくにくっつくスライムができる
- 光るえのぐ
(ちくこうとりょう) - 暗いところで光るスライムができる
材料と作り方
材料
- ・せんたくのり50ml
- ・水50ml
- ・ぬるま湯 50ml
- ・ホウ砂 4g
- ・紙コップ2個、ボウル
- ・油ねん土 大さじ50g
- ・砂鉄 てきりょう
- ・光る絵の具 25ml
- ※わからない材料はおうちの人に聞いてみよう
材料
1.紙コップに「ホウ砂」と「ぬるま湯」を入れてとかします。
2.ボウルに「せんたくのり」と「水」を入れてよくまぜます。
(1に2をスプーンで少しずつ入れ、好きなかたさになったら、
よくもんでスライムのもとを作ります。色をつけたいときは、
ここで食べもの用の着色料をほんの少し入れます。)
3.スライムのもとに、それぞれの材料を入れてまぜます。
結果とまとめ
結果
- 油ねん土
- スライムのもとにまざりませんでした。
- 砂鉄
- スライムが磁石にくっつきました。
生きているみたいに動いたのがおもしろいです。
- 光る絵の具
- 暗いところで光りました。
まとめ
予想では油ねん土を入れると、ねん土のようなスライムになると思いましたが、まざりませんでした。
砂鉄スライムは磁石にくっつくと予想しました。
これは予想のとおりで、動いたのは発見でした。光るスライムも予想どおりでした。
こんどは紙ねん土など別の材料でどうなるのかためしてみたいです。
参考にしたもの:うちラボ(化学工業日報社)
URL:https://uchilab.jp